英米ってエグいの? ①
お久しぶりです。
あるばすです。
今年も英米の後輩が試験に苦しむ季節がやってまいりました。絶望している彼らをツイッターで見てると可哀想になりますね。
文学部3大エグ専攻(残り2つは心理・図書情)と名高い英米ですが、実際のところどうなのでしょうか?
そこで英米文学専攻歴3年目の私が語ってみようと思います。
質問「英米文学専攻ってエグいですか?」
答え「はい、エグいです」
正直2年の時はめちゃくちゃ辛かったです。「私文は楽でしょw」みたいな意見を耳にするたびに一緒にすんな💢って思ってました。
何が辛いのかと言われればいろいろあるんですが、そのなかでも特に大変だった科目の1つについて書こうと思います。
EI文学史(伏せ字になってない)という2年からの必修科目があります。
週の真ん中の1限っていうだけで満員電車で辛かったのはおいといても、すごく厳しい科目でした。(今は違う先生が担当しています)
というのも、2年からの必修科目なのに先生が容赦なくDを与えるため、履修者の半分ぐらいは3.4年生ですね。単位を落とした人たちの大半は真剣に取り組んでも落とされているところが怖いです。
初めの週、大教室に入っていったら見知らぬ上級生が周りにたくさんいました。あれ、教室間違えたかな…? みたいな
で、周りの上級生は机の上にボイスレコーダー置いてて、これやばいやつじゃん…って思いました
授業の初めに先生は言いました。
「私も我慢するからみなさんも授業中飲み物は飲まないでください。机の上に置くのも駄目です」
えっ…? 秋学期だからまだいいけど、これ夏にやられたら脱水症状なるよね?っていう 確かにタピオカとかフラペチーノずるずるやられたらうるさいし、こぼしたら迷惑だろうけど、ペットボトルの水とかお茶ぐらい良くない…? っていう
ちなみに先生は黒板をほとんど使わず、ずっと生徒の方に向かって喋り続けるため、こっそり水分補給みたいなことはまず不可能です。
90分間ノンストップで話し続けるのを死ぬ気でメモ取り続けるという。でも話した内容から多く出題されるから、メモ取らないと試験がどうにもならない。本当に辛かった。
試験は合計数千ページある教科書に基づいたものなんですが、もちろん持ち込み不可です。70分でA3の裏表3枚(つまりA3を6枚分)全部記述で死ぬかと思いました。何が辛いって書き終わらない。判読可能な文字でA3を6枚分も書き終わるわけありません。実際の基準は分かりませんが、世間的には言われてる60%でCみたいな話を考えると無理でしょ…と
で、レポートもあったんですが一定以下の評価だと加算なし。0点扱いというものでした。救済措置になってませんね。
今は分かりませんが、この先生の授業は英米の中で(確か)もっとも厳しく、当時は単位を落とす人が一番多い必修科目だったようです。
幸いにも私は1回で単位を取れましたが、4年になっても残っている人は決して少なくないですね。