英語で卒論を書いた話

みなさん

お久しぶりです あるばすです

 

タイトル見れば分かると思いますが、英語で卒論を書きました

 

いや、すごくないですか

書いたんですよ 卒論を それも英語で!

崇め奉ってくれてもいいんですよ皆さん

 

私の所属する英米文学専攻は英語指定の卒論必須です。

 

納得いかないのが、他学部と違い、卒論書いても単位もらえないという… でも書かないと卒業はできないという理不尽な話 いや、ほんとに大変だったんですよ

 

自分で選んだ専攻なので文句言うなって思われるかもだけど、みなさん卒業する前に慶應英米はエグいって事実だけでも覚えてから社会に飛び立って もうね、ほんと2年の時の必修とか地獄すぎて精神限界だったし なんなら泣きながら道歩いてたこともあるし、バイト中に意識失って倒れたりもした   まあそういうわけなので、みんなが将来人事部とか入って面接で慶應英米の子来たら、あーエグいとこ所属してんだなあって思ってあげて 

 

話逸れたわ

 

まあそれはともかく、私たちは英語で卒論を書く必要があります。 長さで言うと目安は最低8000wordsぐらい? 私が最終的に提出したのは、12000wordsぐらいです

 

あんまりイメージできないと思いますが、みなさん語学のレポートとかで500wordsのエッセイとかやったことあります? あれの24回分みたいな感じですね …って余計分かりにくいか

 

どうせGoogle翻訳使っただろとか思いました? 残念。少なくとも私は一回も使ってないですGoogle翻訳

 

12000wordsのうち最初の4000wordsぐらいは日本語の原稿作ってたんですが、途中からめんどくさくなって、残りの8000wordsぐらいは日本語介さずにダイレクトに英語にしてました

 

英語で卒論っていうとbig dealなのではって感じだけど、日本語の思考は頭の中までにしておいて、キーボードに手を置いた時点で英語に切り替えておけば、実は言語の負担はあんまり気になりません

 

論文書いたことないから、多分日本語でも普通に大変だったと思うし

 

でも、1つ英語のせいで大変だったことを振り返るならそれは、口語になりがちなことかもしれない

 

論文として適切な英語表現がちょっと考えないと出てこない

 

すぐ、it’s likeとかreallyとか言いたくなる で、あー「類似」「非常に」って日本語でも丁寧な言い方するよねって思い返してから単語を打つ

 

必修の先生に添削してもらった時、「これは口語っぽい」とか赤ペン入れられたところもあったな… 

 

あと、ぼーっとしながら書いてると、3単元のs抜けてたり 単数、複数が段落によって統一されてなかったりする

 

先日、無事に製本業者に原稿を渡してきました

 

あとは、月末の卒論面接を乗り切るだけ

いや、それも怖いんだけどね

だって、慶應英米の教授全員の前で質疑応答されるの怖すぎない? こっち20年ちょっとしか生きてなくて、アカデミックな世界ではもう赤ちゃんですよ おぎゃーって泣いてる それをその道のプロに鋭い目で見透かされたら泣いてしまうね 

 

てことで、月末乗り切れますように笑

 

ではまた 

 

 

国旗系アカウントに言いたいことがある

 本記事読後の苦情は受け付けないのでよろしくお願いします

 

 みなさんこんばんは

 

 国旗系アカウントってなんのことか分かりますか?  ツイッターによくいる名前(たいていは本名)の後ろにアメリカやオーストラリアなどの国境の絵文字を付けて海外情報を発信しているアカウントのことです。正式な名称は分かりませんが、bioの例はこんな感じです。

 

 Kaban@(アメリカの国旗)

 大学卒業→新卒で入社した会社を4か月で退社→ワーホリでオーストラリア(国旗の絵文字)2年間→フリーランス TOEIC720点

 海外生活に役立つブログ配信中→(ブログのURL)

 

 みたいな感じです。これで伝わりますか?

 サムネは本人の顔写真(サングラスをかけていることもある)でヘッダーはビーチの写真だったりします。

 中には国際結婚とかbioに書いてる人もいますよね。まあそれはいいんですけど、私が言いたかったのはこの記事内での国旗系アカウントっていうのはこんな感じの人たちのことを指しています。

 

 彼らのツイートは時に万単位でRTされて拡散されます。

 面白いことに彼らのツイートの多くは1行ずつの空白を含みます。

 以下、具体例です

 

 僕がアメリカに来てみて分かった5つのこと

 

①拙い英語でも誰も怒らない

 

②みんなが個性を大切に生きている

 

③(省略)

 

(省略)

 

 って感じです。伝わりました?

 

 全員がそうだとは言わないですが、彼らのツイートの多くはステレオタイプを加速させているように思えるんです。「外国はこうなのに(プラスの特徴)、日本はこう(マイナスの特徴)だから云々」みたいな。

 

 もちろん国民性はいろんな国であると思う。だけど、外国に行って日本人として実名で情報発信してる人が、日本の人はみんなこうだから、みたいなの常に連呼してるのを見ると残念な気持ちになる。別にマイナスのことを言われるのが嫌とかプラスの内容ならなんとも思わないとかいう話ではなくて、どうしていろいろなステレオタイプがようやく薄れてきた時代にそういうことしちゃうんだろうって。

 

 たとえば最近思ったのは、「日本人は人格と個人の意見を分けられないからディベートにならない。それに比べてアメリカは云々」って感じのツイートを見た時。

 

 本当ですか?  大学時代にディベートというか意見言い合ったり、ディベートじゃなくてもプレゼンの後に質疑応答とかしたことないんですか?  小学校の授業でディベートした時は10歳の生徒でさえ、平気でみんな反対意見言ってたけど。

 

 全体の傾向としては私は知りません。別に日本中の全員と関わったことあるわけでもないし。

 

  だけど、主語が国レベルで大きくてやたらと情報を発信する人は個人的には好みませんね。

 

 だって日本の中でさえ住む場所やバックグラウンドでかなり価値観って変わると思うんです。それが面積が日本よりもずっと大きくて、人種がもっと多様な国ならもっと人それぞれなんじゃない?って私は考えるから。

 

 それに、不思議に思うのが「外国では日本と違って」って声高に言う人たちの主張って長期で外国に住んでいる(永住含む)人たちと異なっていることがそれなりにあるように思います。

 

 これは個人の意見なので、同じように思わない人もそれなりにいると思います。

 ただ、こういう人間もいるんだなあ程度に思ってください。

 

 それではまた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あるオタクの執筆という名の趣味

 私、オタクサイトで小説を投稿してるんですね。まあ小説と言ってもそんなに長いものじゃないんですけどね。

 だいたい5000文字から20000文字ぐらいかな。シリーズにしたやつは80000文字とかいってるかもしれないけど。元々ただの自己満足で始めたもので、まあ今も自分が書きたいからやってる。

 だけど、人間だから評価が気になる。本当に本当に最初の頃は評価とか全く気にしてなくて、見てくれる人がいるだけで良かった。でもだんだん1日に20ブクマ来なかったら終わり、50ブクマいかないだけで消そうかなとか思うようになってきた。別に消しはしないんだけど。ルーキーランキングに入るとまあまあ嬉しいし、ブクマ100超えるとまあ良い方かなって感じになる。

 それで、オタクの界隈でもネットでの交流があるんですけどね。1000ブクマとか平気で取るし、1000と言わないまでも何を投稿しても300とか500は切らないみたいな人が相互フォローの人たちの中でたくさんいる。別に嫉妬したりはしないんだけど、そういう人たちが本気でスランプみたいな感じで悩んでるの見ると、私はなんなんだって気持ちになる。たいした評価ももらえずに何も落ち込まない私って何?みたいな。

 落ち込んだりはしないけど、時々もう書くのやめようかなって思う。でもそういう時に、「作品読んで泣きました」「大好きです」みたいな感想もらうと、あっなんだ読んでくれてる人いるんだ本当にありがとう…ってなる。いや、だからね感想ってめちゃくちゃ嬉しいんですよ…… 本当に書き手としては感想もらえるだけで飛び上がりたくなる。

 

 なんの話だっけ?  まあとにかく感想は積極的に言おうねって話です。

英米ってエグいの?②

 みなさんこんばんは。

 

 あるばすです。

 

質問「英米ってエグいの?」

回答「はい、エグいです」

 

 ということで、前回に引き続き大変だった英米の必修科目について書こうと思います。某声学(伏字の意味なし)という科目があります。これは前回のEI文学史の次に落単者が多いと言われている授業です。毎回3割以上(と言われてるけど体感5割では?)の人が単位を落としています。

 

 何が辛いのかというと、まずは授業のスタイルです。毎週記述のテストがあります。このテストはその日に授業でやったことから出題されることになっているのですが、レジュメがありません。また、指定教科書はありますがテストにはあまり役に立ちません。先生はホワイトボードをほとんど使うことがなく、プリントもほとんど配られないので、授業中のスライドを必死にノートに書き写すしかないのです。

 

 スライドには見たこともない記号(かなり重要)がたくさん並ぶため、正確に写すのに時間がかかります。写真を取れれば良いのですが、写真を撮っている人を見つけると先生は大教室で怒るので、仕方なくノートに手書きで写すしかありません。また、スライドの量も膨大なので正直ノートを取るだけで体力を持っていかれます。とてもじゃないけど、話を理解しながらなんて無理です。

 課題には毎週の小テストの他にレポートとテストがあります。大教室の履修者のうち再履修者が数多くいるため、小テストを提出する場所は3か所(2年生、3年生、4年生)もあります。またレポートは難しく、なんだこれ?と思うような問いに答えなくてはなりません。さらに怖いのがテストです。全て記述なのですが評価がめちゃくちゃ厳しいらしいです。何が怖いって過去問が出回っていて、毎年問題の大半は同じでみんな対策してるはずなのに、毎回多くの人が単位を落としているということなんですよね。

 

 前期Aなのに後期落単とか、ざらにあります。テスト受けて出席簿が回ってくると、自分以外の前の人はみんな3.4年生みたいなこともありました。全出席でテストを毎週受けてレポートを出し、期末をそれなりに記述しても結構容赦なく落ちます。

 

 まあこの授業で個人的に特に辛いと思ったのは、2限でチャイム鳴ってから毎週の小テストを開始するために、お昼を食べ損ねて空腹涙目で3限を受けざるを得なくなってたことなんですけどね。

 

 英米に進むことを考えている人は、覚悟を決めてくださいね。きっと苦しみます。

英米ってエグいの? ①

お久しぶりです。

あるばすです。

今年も英米の後輩が試験に苦しむ季節がやってまいりました。絶望している彼らをツイッターで見てると可哀想になりますね。

 

文学部3大エグ専攻(残り2つは心理・図書情)と名高い英米ですが、実際のところどうなのでしょうか?

 

そこで英米文学専攻歴3年目の私が語ってみようと思います。

 

質問「英米文学専攻ってエグいですか?」

 

答え「はい、エグいです」

 

正直2年の時はめちゃくちゃ辛かったです。「私文は楽でしょw」みたいな意見を耳にするたびに一緒にすんな💢って思ってました。

 

何が辛いのかと言われればいろいろあるんですが、そのなかでも特に大変だった科目の1つについて書こうと思います。

 

EI文学史(伏せ字になってない)という2年からの必修科目があります。

 

週の真ん中の1限っていうだけで満員電車で辛かったのはおいといても、すごく厳しい科目でした。(今は違う先生が担当しています)

 

というのも、2年からの必修科目なのに先生が容赦なくDを与えるため、履修者の半分ぐらいは3.4年生ですね。単位を落とした人たちの大半は真剣に取り組んでも落とされているところが怖いです。

 

初めの週、大教室に入っていったら見知らぬ上級生が周りにたくさんいました。あれ、教室間違えたかな…? みたいな 

 

で、周りの上級生は机の上にボイスレコーダー置いてて、これやばいやつじゃん…って思いました

 

授業の初めに先生は言いました。

「私も我慢するからみなさんも授業中飲み物は飲まないでください。机の上に置くのも駄目です」

 

えっ…? 秋学期だからまだいいけど、これ夏にやられたら脱水症状なるよね?っていう 確かにタピオカとかフラペチーノずるずるやられたらうるさいし、こぼしたら迷惑だろうけど、ペットボトルの水とかお茶ぐらい良くない…? っていう

 

ちなみに先生は黒板をほとんど使わず、ずっと生徒の方に向かって喋り続けるため、こっそり水分補給みたいなことはまず不可能です。

 

90分間ノンストップで話し続けるのを死ぬ気でメモ取り続けるという。でも話した内容から多く出題されるから、メモ取らないと試験がどうにもならない。本当に辛かった。

 

試験は合計数千ページある教科書に基づいたものなんですが、もちろん持ち込み不可です。70分でA3の裏表3枚(つまりA3を6枚分)全部記述で死ぬかと思いました。何が辛いって書き終わらない。判読可能な文字でA3を6枚分も書き終わるわけありません。実際の基準は分かりませんが、世間的には言われてる60%でCみたいな話を考えると無理でしょ…と

 

で、レポートもあったんですが一定以下の評価だと加算なし。0点扱いというものでした。救済措置になってませんね。

 

今は分かりませんが、この先生の授業は英米の中で(確か)もっとも厳しく、当時は単位を落とす人が一番多い必修科目だったようです。

 

幸いにも私は1回で単位を取れましたが、4年になっても残っている人は決して少なくないですね。

 

 

 

 

 

 

ゼミについて (発表を終えて)

ついさっきゼミ発表を終えた。

 

で、今の感想。

苦しい。ものすごく苦しい。

なにが苦しいって精神的にじゃなくて、物理的に。

 

なんでかっていうと、久しぶりに人前で30分ぐらい喋ったから。途中から息が苦しくなって、オーディエンスの存在どころではなくなっていた。

 

土日は家にこもって資料作ってて、月曜はバイトだったけど一応接客とはいえ、3時間のうち20分ぐらいしか喋ってないし…

 

家にいるとあんまり喋らないし(親指は喋ってるけどね)(ツイッター)、本当に喋る体力がない。

 

あああ… まだ息が苦しい

 

というわけで、喋る体力をつけたいので、みなさん、あるばすを見かけたら積極的に声をかけてくれると嬉しいです

Prayer Xが好きすぎる話

Prayer X は最近話題のバンド、King Gnuによる曲の1つである。

 

あの米津玄師が2018年に「この曲邦楽で今年一番好き」とiTunesのリンク付きでツイートして話題になった曲でもある。

 

https://youtu.be/L-Bzhpm8h0o

 

BANANA FISHというアニメのエンディングで使われていたためにこの曲に出会ったし、バンドのことも知った。(バナナフィッシュはものすごく好きだけど、あまりにも長くなるのでその話はまた今度)(あっ、あのすごく良いので本当にアニメ観てください…)(絶対オススメです)(アマゾンプライムで無料で公開中)

 

歌詞がアニメにリンクしてるところとかも当然好きなんだけど(アニメのエンディングを担当するにあたり原作全19巻読んでから作詞作曲したらしい)、映像のカオスさがすごい。

 

で、一瞬なんだこの映像???って思うんだけど、映像のラストはサリンジャー(ライ麦畑書いた有名な人。英米文学専攻なら当然知っておくべき)の短編集ナインストーリーズの中の「バナナフィッシュにうってつけの日」を想起させるものとなっている。銃で頭を撃ち抜く退役軍人のシーモアですね。映像だとピアノ弾いてる人だけど。

 

とにかく中毒性すごいので、「最近King Gnuって名前聞くから気になる」「新しいものを求めてる」って感じの人には絶対聴いてほしい。

 

(あと、BANANA FISHも観てください… )(あるばすのフォロワーにはオタクたくさんいるんでしょおおお⁈)(アニメとか観るよね皆さん)